業務用空気清浄機によるコロナ対策!メリットと注意点を解説

昨年2020年から大流行している新型コロナウイルス対策で、さまざま悩みをもつ事業者の方は多いことでしょう。感染数やクラスター発生などのニュースを見聞きすると、不安にかられるかもしれません。 うがい手洗いやマスクまたは空気の入れ替えなどで感染防止対策をしているが、空気清浄機までは考えていないという事業者も多いといいます。 このコラムでは、店舗や事業者の方に向けて、業務用空気清浄機によるコロナ対策に関してご紹介します。業務用空気清浄機の導入を悩まれている事業者の方や、導入した後のメンテナンスや修理で悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 室内空気と新型コロナウイルスの関係

多くの方が周知をしている新型コロナウイルス対策として、『手洗い・うがい』と『ソーシャルディスタンス』があります。しかしそれだけは対策としては不十分で、私たちの呼吸や室内の空気にも敏感にならないといけません。

厚生労働省や多くの専門家も、新型コロナウイルスが空気中から感染することを指摘しています。ウイルスに感染した人が吐いた息やくしゃみ、咳から飛散した飛沫を吸い込むことで、新型コロナウイルスへの感染リスクにつながることがわかっています。

室内空気の定期的な換気をし、空気を入れ替えることで感染要因のリスクを減らせるでしょう。定期的な空気の循環というと、窓の開け閉めやエアコンを使っての外気との入れ替えをすることが一般的です。

1-1. HEPAフィルタ方式の空気清浄機

厚生労働省の調査によると、空気清浄機を使用した際のウイルス低減効果は、HEPAフィルタ方式の空気清浄機であれば効果があると明らかにしています。これらから窓の開け閉めをすることでの空気の循環と、空気清浄機を使った空気の濾過が、新型コロナウイルス対策には効果的といいます。

※HEPAフィルタとは…空気清浄機のなかに装備されている、フィルタのことです。フィルタの目が細かく、花粉・ほこり・PM2.5・などのハウスダスト系や、タバコの煙のような微細な粒子をキャッチする役割があります。

参照:厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q2-2

参照:厚生労働省 「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気について
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000698849.pdf

2. 家庭用空気清浄機と業務用空気清浄機の違いは?

お店や事業をされている方のなかには、家庭用空気清浄機を導入している方もいるかもしれません。家庭用空気清浄機でも問題ないと思うかもしれませんが、事業用空気清浄機には家庭用と違いがあります。

また面積の広い店舗に一般家庭用の空気清浄機を導入していたら、空気清浄効果も薄く期待できないかもしれません。空気をきれいにするという役割に基本的な違いはありませんが、大きさや適用床面積に対して違いがあります。以下からは4つのポイントを紹介していきましょう。

1.設置タイプとサイズ
2.適用床面積
3.風量
4.金額

2-1. サイズ

業務用空気清浄機は家庭用のものと比べ、見た目で大きな違いあります。家庭用清浄機では主に持ち運びができるサイズ感のものが多いものの、業務用では天井に埋め込むタイプのものと床に置くタイプの2種類があります。床に置くタイプのものも大容量の空気を循環させきれいにするので、サイズ感も大きくなるのです。

2-2. 面積

日本電気工業会にでは空気清浄機の適用床面積で、30分で空気を清浄できるお部屋の広さを定めています。業務用と家庭用では、この面積に関しても大きな違いがあります。適切な清浄機を使用することで、ウイルス感染のリスクを減らせることでしょう。

2-3. 風量・金額

同じく風量も違いがあります。風量の違いが空気の循環に影響が出るので、部屋の大きさにあった適切な空気清浄機を使うことが大切です。また機械の大きさや性能・機能に違いがあれば、金額も変わっていきます。業務用空気清浄機は、家庭用のものに比べて高額になる傾向です。

参照:一般社団法人 日本電気工業会 空気清浄機
https://www.jema-net.or.jp/Japanese/ha/kuusei/qa.html#3

3. 業務用空気清浄機の導入をおすすめする事業者は?

それでは具体的に、どのような事業者が業務用の空気清浄機を入れるとよいのでしょうか。以下のような事業所や施設には、導入することをおすすめします。

1.病院
2.学校や学習塾などの教育関係機関
3.スポーツジム
4.介護施設
5.ホテル
6.飲食店

新型コロナウイルスが蔓延して、現在多くの店舗や事業者が対応に追われています。人が多く集まり室内での仕事や行動がメインの環境では、業務用空気清浄機を入れることで、効果的な新型コロナウイルス対策となるでしょう。またスポーツジムなどは地下にある店舗も多く空気の入れ替え方法としては、空気清浄機での循環・清浄が、必須になるといえるでしょう。

4. 業務用空気清浄機を導入するメリットと注意点は?

以下からは業務用空気清浄機を導入する際の、メリットと注意点を紹介します。業務用となると手間も予算も設置場所も含めて考えることがありますが、それでも設置するメリットは大きいのです。注意点も含めて、具体的に確認しておきましょう。

4-1. 業務用空気清浄機のメリット

業務用空気清浄機には、以下のようなメリットがあります。

1.新型コロナウイルス対策として感染リスクを軽減できる
2.そのほかハウスダストなどのアレルギー物質を排除し、お客様・従業員に過ごしやすい空間を提供できる
3.業務用一台で大きなお部屋を適切に清浄できる

4-2. 業務用空気清浄機の注意点

業務用空気清浄機には、以下のような注意点があります。

1.お部屋の大きさや設置場所をイメージ・把握しておかないと間違って導入をしてしまう
2.家庭用に比べ金額も大きくなるので、予算を把握しておく
3.メンテナンスの仕方を把握しておく

注意点としては設置する際のイメージや、金額的になるでしょう。また機械なので導入して終わりではなく、定期的なメンテナンスや修理も発生します。メンテナンスや修理を間違えてしまうと、せっかく導入した機械ももったいないことになってしまいます。

5. まとめ

業務用空気清浄機は新型コロナウイルス対策として、大きな力を発揮してくれるものです。事業内容によっては向き・不向きはありますが、今回の記事を参考にぜひとも導入を考えてみてください。 大阪府内や和歌山県の店舗や事業者の方で、導入した機械のことでお困りの際には、「株式会社プロテック」までご連絡ください。機械修理のプロの私たちが、誠実に確実に迅速な対応いたします。ぜひともお気軽にお問い合わせください。