電化製品が故障!修理を依頼する時の大切な4つのポイント

電化製品は私たちの日常生活のうえで、切っても切れない大切なアイテムのひとつです。それらが突然作動しなくなったとき、パニックになってしまうかもしれません。この記事では電化製品の故障や修理について、どのように対処するべきかなど紹介していきましょう。

1. 故障だと思う前にまずは確認を

以下のようなことで修理を呼んでしまった場合でも、修理費として交通費などの手数料を請求されます。修理の依頼をする前に、よく確認することが大切です。

1-1. コンセントが抜けている

基本的なことですが、よくあるのはコンセントが抜けているという状態です。足を引っ掛けてしまった・ペットがいたずらをしたなどで、知らないうちにコンセントが抜け落ちていることがあります。

1-2. リモコンの電池が切れている

エアコンなど基本的にリモコンで操作をする電化製品の場合、その電池が切れているとスイッチが入りません。パネル式など壁付けのリモコンでさえ、そのなかには電池が入っています。まずはリモコンなどの電池を入れ替えてみて、それでも作動しないかどうかを確認しましょう。

1-3. スイッチを間違えている

自分の思い込みで、違うスイッチを押していることがあります。とくに多くの家電を利用している場合、意外に多いのがこのケースです。どのスイッチかわからくなった場合はいったんほかのコンセントを抜いて、直接プラグにつけてみましょう。またタコ足などを使っている場合、それそのものが壊れていることもあります。

2. メーカーそしてエラーコードなどの確認

電化製品の故障が疑われた場合には、まずメーカーや型番・エラーコードを確認していきましょう。以下からは具体的な確認事項やポイントを、詳しく解説していきます。

2-1. メーカーと型番はどこに書いてある?

修理会社へ依頼する際は給湯器の状態を伝えるだけでなく、メーカーや型番・エラーコードなどを伝える方がよく伝わります。説明書などをみるとこれらはすぐにわかるのですが、それが見当たらなくても問題ありません。かならず購入した電化製品のどこか、たとえばエアコンなどは本体の下などに、メーカー名と型番は記載されています。

2-2. エラーコードの読み方

機械が故障した場合、ディスプレイ上に点滅しながらアルファベットと数字が表示されます。これがエラーコードです。

・ハードエラー…ハードエラーは基本HまたはEからはじまるアルファベットと、数字で表記されています。これは本体そのものの故障を表しているので、自分ではなおせません。すぐに修理を呼びましょう。

・ユーザーエラー…UやCからはじまるアルファベットで表記され、これらは利用者による使い方の間違いによって引き起こされたトラブルです。このユーザーエラーに関しては説明書をみると記載されているので、その多くが自分でなおせる問題です。

3. エアコンの温度が上がらない

エラーメッセージがでないのに、エアコンの温度がうまく調整できないことがあります。夏場であれば温度がいっこうに下がらない、冬場であれば部屋がなかなか温まらないなどのケースです。その場合まずはフィルターが掃除されているかどうかを確認してみましょう。

フィルターにびっしりと埃がついていると、それが邪魔になって温度が調整できなくなっていることがあります。また引越しなどの際にエアコンの管からガスが抜けて、空気が冷やされないことも考えられるでしょう。この場合はすぐに業者をよんで、ガスを補充すれば解決できます。

4. エコキュートなど温水器のトラブルがわかりづらい

最近普及率が高まっているエコキュートですが、自然現象なのかトラブルなのかがわからないといったケースがあるといいます。以下から詳しくみていきましょう。

4-1. 循環アダプターからの水漏れ

なんの操作もしていないのに、浴槽が濡れていることがあります。エコキュートの場合自動配管洗浄機能がついているものを導入していると、配管内にたまった古い湯を排泄し洗浄をしている最中だった、という可能性が高くなります。さらに冬など外気温が下がった場合、配管内の凍結防止動作としてポンプが作動することがあるのです。

4-2. 貯湯タンクからの水漏れ

エコキュートが湯を沸かしている最中、タンク内の水が排水用の配管から排出されることがあります。水は熱すると体積が増えますがタンクに貯められる湯量は一定のため、それより増えた湯に関しては外部に排出されます。

4-3. 水圧が弱い

ガス給湯器からエコキュートなどに乗り換えた場合、シャワーなどの水圧が弱いと感じることがあるかもしれません。なぜならガス給湯器の場合水道直圧式のため、水道から出てくる水圧のままです。しかしエコキュートなど電気温水器に変えた場合、水圧は貯湯タンクの耐圧に左右されます。

つまり通常の水道水を減圧弁で、一度圧力をさげているのです。そのため直圧式が普通だと感じていた方からすると、なにかトラブルではないかと感じてしまう可能性があります。

5. まとめ

電化製品がうまく作動しない場合は焦ってしまいますが、修理をスムーズに行うためにも冷静な判断が大切です。あわてて業者を呼んでただコンセントが抜けていたという場合でも、出張費などを請求されることになるからです。ただし本体そのものに故障がある場合は危険なので、自分でなんとかしようとせずすぐに信頼できる業者に連絡をとるのが得策といえるでしょう。 「株式会社プロテック」は堺市を中心に、大阪府から和歌山県内まで出張サービスを提供しております。修理が必要かどうかなどのお問い合わせも、誠実に対応いたします。ぜひともお気軽にお問い合わせください。